旅行中も膝痛対策が必要!
旅行は普段と違う景色を見たり美味しい物を食べる素敵な時間ですが、膝に痛みがある方にとっては不安な一面もあることでしょう。旅行中に膝の痛みがひどくなっては旅行の楽しさが半減してしまいますので、無理なく行える対策を覚えておきましょう。旅行中の膝への負担とは?
日々の生活の中には膝の痛みにつながる要素が多くありますが、それは旅行中でも同じことです。むしろ気分が高揚している分、普段よりも体の異変に気付くのが遅れて症状の悪化を招いてしまう場合もありますので注意が必要なのです。移動の際の乗り物
飛行機や新幹線、バスなどの乗り物に長時間乗っていると、当然膝は曲げっぱなしの姿勢をとっている時間が多くなります。そして同じ姿勢でいることで血流が低下し、疲労物質や痛みを引き起こす有害物質が溜まってしまうのです。
また長時間同じ姿勢でいることは、膝だけでなく腰や肩などにも悪影響を及ぼします。場合によっては腰が痛くなって姿勢が乱れたことで重心が崩れ、その負担が膝に集中することで痛みが生じるというケースもあります。
そして乗り物の中では体が冷えやすくなることも膝の痛みの原因になります。冬はもちろんですが、夏場でも乗り物の中は冷房がかなり効いていることが多いものです。冷えは筋肉をこわばらせ血流も悪化させてしまうので、膝の痛みを引き起こす可能性が高くなります。
運動量の急増
旅行中は名所などを回ったり食べ歩きをしたりと、意外に運動量が多くなります。しかし楽しさから体が無理をしていることに気づきにくく、膝への負担も大きくなってしまいます。
普段からウォーキングなどの運動をされている方でも、旅行中はさらに歩く時間や距離が増えやすくなりますので注意が必要です。また、旅行中はウォーキング時のように運動用の靴を履いていないことがほとんどですので、足裏の状態が悪化することによる膝への悪影響も懸念されます。
そして周りの景色やガイドブックなどを見ながら歩くことで姿勢が乱れやすくなり、膝以外にも腰や肩・首などへの負担も大きくなることが考えられます。
膝の為にできる対策
旅行中に膝の痛みが悪化してしまっては楽しめないどころか、予定を変更しなければいけないケースもあるかもしれません。最後まで旅行を楽しみつくす為に、膝の負担を減らす意識を持ち続けることが重要です。
こまめなストレッチや冷えの予防
乗り物に乗っている間は景色やおしゃべりに夢中になったり、場合によっては眠ってしまうことで座りっぱなしの姿勢が続いてしまいますが、できれば30分に一回は立ち上がって軽くストレッチや屈伸運動などを行うことが理想です。
また、膝周りを冷やさないようにひざ掛けを使うなどの対策も有効です。
早めの休憩
旅行中は普段よりも歩くことが多くなるだけでなく、坂道や階段など膝に負荷のかかる場面も増えてきます。その為、自分が思っている以上に膝には疲労が溜まっているということを忘れないようにしましょう。くたくたになったり膝の痛みが強くなる前に、座って休憩をとるなど早めの対策が重要になります。
また、ある程度の負担に耐えられるように普段から少し長めにウォーキングをしたり、筋力トレーニングやストレッチなどで膝の状態を整えておくことも重要です。
せっかくの旅行が膝の痛みのせいで存分に楽しむことができなくならないように、しっかり対策を行い最後まで元気に旅行を楽しみましょう。
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